老後のためのお風呂リフォーム

誰しも歳をとると、少しずつ身体の不自由が出てきます。自宅の中での事故も増えてきますので、親や将来の自分達のために、内装を変えていく必要もあります。お年寄りがいる自宅で、特に注意したいのがお風呂。床で足を滑らせて転倒したり、暖かい部屋から寒い浴室に裸で入ったときに起こるヒートショックで突然倒れてしまうことも。
そのような危険を防ぐためにも、お風呂リフォームをすることはとても大切なのです。では実際にどういうお風呂リフォームが必要なのでしょうか。重要なポイントを挙げていきたいと思います。①床の素材を変える古い浴室はツルツルとした床でタイル張りも多いので、素材を変えて転倒防止につなげましょう。
今は細かい凸凹がついたタイプで滑りにくく、また踏んだ感触も足に冷たさを感じないものがあります。②浴室暖房をつけるヒートショック対策に有効です。家族が多くて誰かのあとに続いて入るという場合は浴室も冷えていませんが、毎回そういうふうにはいきませんものね。お年寄りでなくても冬場は重宝します。
③手すりをつけるお風呂場の中にも手すりをつければ、脚が悪くても立ったり座ったりがラクになります。浴槽の縁は厚みがあって滑りやすいので、浴槽は中に手すりが作られているものが良いでしょう。身体を伸ばしてお湯に浸かった体勢から起き上がるのは大変なので、大きな助けになります。他にも、腰かけながら浴槽に入るための取り付けベンチや、掃除が簡単に済む浴室など、お風呂リフォームで出来ることはたくさんあります。
早めに計画して、老後も安全で快適なお風呂を楽しみたいですね。
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